Live paint@METAPHYSICA

photo.by 工藤直子

いよいよ本番METAPHYSICA。このイベントはマキさんと平山くんではじめたイベント。熊本は今回2回目の開催。年末田川の忘年会でマキさんと知り合い、話を聞いて心うたれた。僕はふぬけになっていた。自分がすきなものを信じる力と、何もしていない現状に気づいた。熊本に合わせる必要はなくて、僕は僕だ。まずは自分なのだ。この人となら、僕はなんだって頑張りたいし、作品もつくりたいと思い、一生懸命動いた。僕は舞台美術に森元さんを紹介し、森元さんと作りながら、自分のライブペイントの準備を行う。森元さんはすごい、森元カンパニー社長。絵画からデザイン、立体なんでも形にできる。森元さんの作業場でご飯を食べたり、制作をしたり、話したり、久しぶりの学生の様な感覚だ。いつか一緒に展示をしたい。フライヤーが完成してからは常にフライヤーを配り宣伝。新しい出会い、面白い人材はいないのかと、色々なイベントや場所に足を運んだ。マキさんはフライヤーをもって足で一晩中街中で宣伝をしていた。素敵だ。直接話して、直接渡すことが一番いい方法だと知っている。教えられた。迎えた当日朝からトラックいっぱいに資材を詰め込んでnavaroへ、設営間に合うのかなというほどの量で準備が少し不安だったが、完成。すごい。ライブペイントは思うようにいかず反省点はおおいけれど、すさまじい一夜だった。搬出は朝までかかった。やりきった一夜。言葉にできない超事件。CDが売れなくなった今、音楽は所有する喜びから体感する喜びに変わったいる、とコガくんがblogで書いていたことが頭によぎる。まさしくその通り、いいものを見ればジャンルなんて関係ない、いい刺激はいい連鎖に繋がる。ごるいってすごい。

▲出演▲
goat、group A、Doit Science、サコウリョーマ
Yuko Lotus、shuichiro hirayama、POLYPICAL
▲VJ▲
rokapenis
▲音響▲
西川文章、吉田主悦
▲舞台美術▲
森元嶺
▲空間演出▲
SAKI
▲LIVE PAINT▲
佐藤健二
▲VISUAL IMAGE▲
megumi ono
sumire ogura
nuttsponchon