11/25 水

昨日の夜に宿で働いてる(?)インド人のラミス兄が観光を案内してくれるというので(あまり信用してない)朝からバイクに乗っています。「トトロの木」バイクでいくつかの村を通りすぎ「ブッタが6年間修行したマハカラ山」を見学。ここがなかなかの絶景でした。その後マハボディーテンプルへ。もう一人日本語ペラペラのインド人が出てきてだんだん商売トークになっていくのがムカついて見学どころではなくなってきた。最終的に僕の店にいこうよという話になって数珠を買えと顔と態度が豹変する。「菩提樹の木を使った数珠で真実の数珠。」「日本で数珠を買うともっと高い。」「ひとつこれがあれば本物だ。」「精神世界のダイヤモンドだ」というトークでまぁ確かにと言っている事は間違いない。ここは仏教の聖地でブッタが悟りを開いた場所だ。数珠はここが原産地であることに間違いはないだろう。で、「6500ルピー」高ぇよ!!いや、冷静に考えると高くないのか!?いやそこじゃない!そもそも俺はいらないのだ!「いい物だけど、いらない」と「買え」という口論を10分くらいしたところで、「お金がないから買ってくれ」と言ってくる。もーなんだか飽きれた僕はガイド料とバイクのガソリン代と思って、「じゃぁ小さいサイズで1000ルピーの数珠を買うよ。」と言ったら「こんなの勝手も意味ないよ!」とキレられる。あぁ?とさすがに僕もいらっとしたので、ふざけんなよ!ってブアーって文句いってすっきりして。小さいのを500ルピーで買ってやった。(それでも高いと思うけど)向こうはもう帰れという態度。なんなんだこいつら、商売する気あんのかな。バイクで宿まで送ってもらってる途中で、「お前結婚してるのか?」と聞かれ「してない」と答えると「さっきの数珠の男は占いもやっていて、自分に会った石で運気アップのアクセサリーを作ってくれるんだ!絶対占ってもらったほうがいい、とりあえず昼飯を一緒に食いにいこう」と言ってくるではないか。「いや、いくわけないやん」というと「なんでだ!?」と返してくる。自分がづれているのかなぁと錯覚をする。宿に戻るとサニー君が、「ドミトリー(孤児院)の子供たちと飯を食いにいこう」と誘ってくれたのでブッタガヤのレストランまで干涸びた川を歩いていく。スケールの大きいこと。子どもたちは皆マカロニ料理を注文、人気のようだ。テレビのチャンネルはクリケットと呼ばれるスポーツのチャンネル、これまた人気のようだった。飯を食いおわって街をぶらぶらしながら帰ると、セブンイレブンがあるではないか!ちょっと感動した僕はシャンプーを購入。宿につくと、ビクラムが「ブッタガヤにいきましょう」と言ってくるのでサニー君と3人でまたブッタガヤへ。今度はビクラムのバイクで3人乗りだ。インドは基本ノーライセンス、ノーヘル、4人までOK、飲酒も大丈夫らしい。インドは気候もちょうどいいし、風がとっても気持ちよかった。チャイを飲んだり色々みてまわった後に「ビール飲みたいね」とビクラムが急に「買ってくるから待ってて」と行ってどっかいった。待ってる間にサニー君の友達のお店でお土産品見ていると、友達の友達は友達。という事でブッタのベンダントをもらった。え!?インド人ってこんな事すんの!?という衝撃でした。ビクラムが戻ってきておつまみ買って、川で隠れて飲む。(宿はヒンディーの教えだからお酒は飲めない)バイクの移動中にサニー君がこんな事を言っていた「インド人は知らないヤツにはすげーひどい事をする。それに日本人は英語もできないから、基本ボッたくってやろう、と思っているらしい。でも仲良くなるとすごい助けてくれる、助けたからお前も助けてよな、というのが普通でしかも家族までめんどう見るのが当たり前みたいで、いつも距離感は難しくて考える」らしい。ん〜色々おもうよね。文化の違い。川で飲んだ話の内容はほぼエッチな話で高校生のようだった。ビクラムは19歳だ。