10/16 日


ヴィンセント・ギャロが監督、脚本、主演をつとめる『バッファロー'66』(バッファロー シックスティ シックス、Buffalo '66)今更ながら見ました。確か高校生?ぐらいの時の映画だった気がしますが。僕は好きです。全体の色のトーンも好きだし、カメラワークもかっこいいなぁ。途中途中で監督の遊びが入ってくる所も大好きです。ビリーがバッファローの実家に帰ってるシーンのカメラもあぁあぁ何かわかる、ちょっとこういうのもどや!みたいなとこ。クリスティーナリッチの登場シーンも露骨で面白い。ほんとに輝いて見えた(笑)最後の終わり方もすっきりしていいなぁ。そう、感情の入れ替わりなんかあんなもんです。時間もほんとにちょうどよかった。すっごいセンスの人やなと思いました。見せる所をわかってるというか、絞める所絞めるみたいな。僕がヴィンセント・ギャロのファンだったらもっと楽しめたかもしれないです、そういう力もある所がやっぱ凄いです。この作品はこの人じゃないと作れないと思いました。