10/02 日

明日は2週間ぶりの休みとなりました。今自分は、表参道にある会社でブライダルのペーパーアイテムや、映像を作ってます。実務未経験から入った私は何をするのもはじめての経験で、毎日勉強の日々を過ごしています。お客様から届く素材を朝から晩まで、スキャン、データ管理、加工をし素材作りを行っています。その素材を元にデザイナーさんが組み上げ、形になっていく。もともと沖縄の芸大で絵画を専攻していた私ですが、卒業後ここ1年で自分が作り出す作品に壁を感じていました。いったいなんのために作っているんだろうか?その答えはまだ出ていません。自分のためだと言ってしまえばそこで終わりなんですが。そうじゃない何かがある気がしています。100%自分が気持ちいためだけなら僕は作品は作らないと思います。(他に楽しい事はいくらでもあるから)やっぱりどこかで「人に見られてナンボ」という所があるからだと思うんです。そこを突き詰めたら最終的には「人のためにつくる(人に合わせてつくる)」という事になってしまうんです、僕の場合。そしてそれってデザインになってしまいます、けれど優れたデザイナー、クリエイターが面白い作品を作っているのかというとまたそれも違う気がします。今の僕にはデザインの現場、考え方が凄く新鮮で、うまく言えませんが自分の作品とデザイン、そのせめぎ合いの中でまた面白いものが出て来る気がしています。それが、絵なのか、物体なのか、音なのか、空間なのかはまだよくわかりませんが。なんかそんな事考えています。