12/9 木

もう観光をする気もなかったので日本でやりたい事、会いたい人とかを頭の中にパンパンにして整理をしていた。お昼に宿で知り合った雄大さんとご飯を食べにいく。最後はスペシャルターリを注文して、はふはふ頂いた。ブッタガヤで買った靴がもうぶっ壊れたので靴を修理してくれる所を宿に帰りながら探していたら、一件のお店?に足がとまり靴修理をお願いする。「50ルピー」と言ってきたので、妥当だとは思ったが、これまでのインドでぼったくられた恨みがあったので「30ルピー」と言うと、断られたので「40ルピー」でお願いした。おっちゃんは寡黙な人で丁寧にソウルとボディを糸で縫い付けていく。「この仕事を何年やっているの?」と聞くとにかっと笑って「50年」と答えてくれた。そのしわしわの笑顔が僕はたまらんくなって、最初に30ルピーと言った事が申し訳なくなり、50ルピー払っておっちゃんにお礼を言った。もう気持ちもぱんぱんで、日本でのやる気もぱんぱんで、飛行機は夜中だったけど、熱い気持ちをさましたくなかったから、早めに地下鉄にのってデリー空港に向かった。デリー空港のチャイ、一杯150ルピーやったかな?だいたい10とか20なんだけどな。