1/3 火



12/30

熊本でゼロセンターにて、坂口恭平さんのお話を伺いました。熊本が盛り上がっていると感じていたのですが、それは全て坂口さんによるもので、とにかくパワーの溢れる方でした。福島原発事故から逃げるリスクと、生活費天秤にかけている時点で間違いだ。旧ソ連チェルノブイリ原子力発電所事故があったのに、何故、政府の報道を信じるのか過去に事例があるのに、まず離れようとしないのか。単純でしょ。危ないから逃げる。何故だろうか?「仕事があって、皆が皆出て行ったら経済が…壊れる?」「家族があるから?いや、それなら尚更出るべきだし…」僕は上手くわからなかったです。その足を引っ張っているのが、やはり仕事なんでしょうね。「でも、命に関わる事が労働と天秤にかけられている時点で変な話だし、もはや(笑)の話ですね。」 でしょ。自分の仕事を見つけないと脱出できない。佐藤君はデザイン?デザインは熊本は難しいね、無くして行く方向だし。でも何とかできるでしょ。 時給や、月給の世界は僕には理解できない、自分の仕事がどう計算されたら時給に換算されるのか、きっと誰も説明出来ない。それを仕事と呼ぶ事はできない。みんな仕事なんて基本はしたくないし。それは労働だ。仕事とは、自分を発信する事。ただ、これをできる人間はとても限られている、けれどいなければ、世界の発展はあり得ない。これは労働と仕事をする人がいて成り立っている世界。「みんなが仕事をすれば大変な事になるのでは?」そうかな?労働があって仕事があるけれど、皆が仕事をしている世界を見てみたい。時給や月給で働いていたら一生その世界だ。「僕も絵を描いています。」絵描きとアーティストは違う。自分の経済を産み出すのが僕はアーティストだと思うし、それが面白い。でもできる人は少ない、失敗したら死ぬからね(笑)そうならないためには勉強をする事、勉強とは自分を知る事、好きな人がいたら、会いに行く事、本を読む事、現物を見る事、どんどん掘り下げる事。そして何が好きなのかはっきりさせて、自分を説明できるようになる事。それが勉強。佐藤君は行動力はあるんじゃない、けどちゃんとやってないでしょ、そういう意味では。「僕も好きな事をやって生活したいです」無理だね。僕は好きな事は1つもやっていないし、何が好きなのかわからない、興味のある事をとことんやっているだけ。「早川倉庫の事や、いろんな人との交流がありますけども」もうわかるでしょう、自分で見つけたんだよ。新政府なんて冗談みたいだけど、やってみると本当になる、最高じゃない。

話した内容のほんの一部で箇条書きですが、自分のために忘れたくないと思い書き留めました。

もっと僕は難しい話を想像していたのだけれど、とてもシンプルな答えが返ってきました。僕に会わせてくれたのかも知れないけれど。実際にゼロセンターには世界からたくさんの人が集まっています。僕がお邪魔した時も東京から移住を考えている方が坂口さんを頼って物件を探していました。4月にはMOODMANが熊本に。音楽や美術家、たくさんの人が熊本にやってくる。人1人の力がこんなにもすごいなんて僕は初めて感じました。今回の話を聞いて自分はどうするか自分で考えて、自分で決めなくてはいけない、当たり前の事だけど。僕は今、デザインの「労働」をしています、けれど、デザインを学びたいと思った事は自分の「仕事」だと思います。ここをどう具体的にお金にするのか、そこを考えなければ一生労働からは抜けれない。もちろん抜けなくてもいいと思う、けど僕は抜けたいと思いました。僕はARTというものを少し誤解しているのかもしれません。

12/30 夜

BLUE PRINTに誘われてbootの忘年会にライブペイントで参加させて頂きました。写真を撮りそこなってしまったのですが、この箱を基点に色んな物事が生まれそうな、とても良い箱でした。DJ陣の音もとてもかっこよく楽しい夜。誘ってくれたきよしとうどんを食べて帰宅。BLUEPRINT、BOOTとは一夜限りにしないよう、ART WORKでこれからどんどん絡んで行きたいです。

1/1
阿蘇に初詣。おみくじは中途半端な吉でした。



今年のお正月は久しぶりだったこともあり、家族との時間を大事にしました。来年還暦を迎える母に自分は何をしてあげようか、しっかりと自立し、しっかりとした笑顔を見せれるように今年は頑張って行きたいと願います。